“クリエイターの村をつくりたい”

こちらは、動画制作会社である株式会社ストーリーテリング様のご依頼で

オフィス空間と共に、別フロアに設けたクリエイティブレンタルオフィスをデザインしました。ストーリーテリング様は、ハイクオリティの動画を制作されるクリエイティブ集団です。

メインオフィスは、プロフェッショナル達が常に高い意識を維持できるようにスタイリッシュに仕上げたいというご要望でした。

既存の蛍光灯は移設や撤去することができないという悪条件の中、予算との兼ね合いも検討して敢えて残地利用し光の使い分けを提案しました。夜遅くまで残業することも多い制作業界ですので、夜には集中しやすいライティングになるように、スポットライトで静かな光を設計しました。

2階は、クリエイティブに特化したレンタルオフィスを設計しました。実はこちらは、ストーリーテリングの取締役である平野社長の兼ねてからの願いが込められていました。

“クリエイターたちの村をつくりたい”

この業界、縦の繋がりは深いものの横の繋がりは糸を紡ぐのが難しいのも現状です。

平野様は、そんなクリエイターたちに特化したレンタルオフィスを創ることでクリエイター同士の交流の場をつくり、高い技術を持った人々が情報交換や技術交換をすることで世の中により質の高いクリエイティブを提供することはできないか?とお考えです。

詳しくは、ストーリーテリング様のオフィシャルホームページをご覧ください。

(本記事の最後に会社案内リンクを添付してあります。)

お客様に最も喜んでいただいた瞬間が、それまで作図等で進めていたレイアウトを立体化してスケッチに落とし込んだときでした。私たち専門家は、図面を見ながら平面情報にはない展開情報までイメージできるのですが、一般の方々はいくらクリエイティブ脳が長けているからとはいえ想像しにくいものです。

こちらのスケッチはその時に提案したスケッチです。

スケッチを起こし立体化したときに何が見えてくるかというと、そこに立つ人の視野です。

”ここに立った時に見える景色は、もっとインパクトが欲しい”

“この角度で見えてくるなら、社名はもっと高い位置がいい”

“少し圧迫感がありそうだから、壁の位置はもう少しずらしたほうがいい”

など、プロアマの隔たりを越えて、同じ目線で空間を立体的に掴んだ打ち合わせができるのです。

更に、施工中になると、スケッチですり合わせていたイメージが本当に実現しているのか?確認も必要になってきます。その際には、また新たな壁が施工された空間を写真に撮り、上書きするかたちでスケッチで確認を取ります。そのようにして、紙の上の仮想現実から徐々に仕上がっていく現実と、常に相互チェックを行いながら納得のいくデザインプロセスを踏みます。そうすることで、お客様にも安心していただけます。

頭の中のイメージを、互いに共有することで確認作業もスムーズですし、デザインの意思決定の早さにも役立ちます。何よりも、出来上がったときに最上の満足を得られるので思い描いた通りに空間を施工する、という結果を生み出すにはイメージ共有としてのスケッチは欠かせないコミュニケーションツールなのです。

時代はテレワークも当たり前になってきましたが、ストーリーテリング様のオフィスには動画配信用の撮影スタジオも含めてネット環境も設備が十分に整っていますので、おすすめの働き場所となっております。ご興味のある方はぜひ、一度足を運んでみてください。

Atelier36.5℃

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